受け取ったもの、引き受けたもの。
それは、誰かの手から離れても、まだ残っている。
選品舎では、その「残された理由」を静かに記録し、アーカイブとして残しています。
残されたものが“選ばれる”まで
熟していく時間のなかで
STEP
01
出会い
不要になったもの、手放されるものと出会う。
古書市場、個人宅、路地裏の倉庫——選品舎の旅は、ここから始まる。

STEP
02
見立て
残すに値するか。それは、時代性か、造形か、記憶か。
誰が使い、誰が残そうとしていたのかを想像する。

STEP
03
受け取り・記録
引き受けたあと、撮影・記録・洗浄を行い、記録帖に保存。
物理的な状態だけでなく「空気」を記録する。

STEP
04
静かに保管/静かに公開
急いで売るのではなく、時が熟すのを待つ。
アーカイブとしてWebに記録し、必要な人にだけ届くようにする。

選ばれた理由を、説明せずに記録する。
それが、選品舎にとっての“保存”という行為です。
選ばれたものたち

書籍